2009年02月27日

ファースト・ソラー(FSLR)決算評価

ファースト・ソラー(FSLR)決算評価

2月25日

森  崇


第4四半期(10−12月期)実績
★売上高…4億3,370万ドル(コンセンサス予想4億1,110万ドル)
★一株当たり利益(一部項目を除く)…1.61ドル(コンセンサス予想1.30ドル)

   (会社側コメント)
★モジュール製造コストの引き下げに成功し、1ワット/98セントを実現した。これは業界初の快挙である。
★今期通年ベースで製造能力を倍増する計画である。


2009年度通期ベース予想
★売上高…18億ドル‐19億ドル(コンセンサス予想は19億9071万ドル)

   (会社側コメント)
★2009年度の売上高の10%から15%が当期中に計上されない可能性がある。


評価
第4四半期は、売上高も、EPSも予想を大幅に上回った。ただし、同社2009年度通期ベース売上高ガイダンスが予想を下回ったことから、株価は急落。見込み売上高(2億ドル分)が今期計上できない可能性があると言う。ドイツでの工場向け設備投資資金が20年間の分割払い込みになりそうなことが背景。共同投資家が資金を出し渋っていることが背景。オバマ関連銘柄でもあり、高い成長期待に支えられてきただけに、失望売りが出た。ただし、同社のモジュール製造コストは、現在の1ワット/98セントから、2010年‐2012年には1ワット/65セント‐1ワット/70セントが見込まれており、中長期的に依然有利である。同社の薄膜カドミウムテルル・モジュール(カドミウムテルル半導体の薄膜層を基盤上に施す技術を駆使し、太陽光発電のコストを大幅に削減したソラーモジュール)は、光起電性パネル(シリコンを使用することによってコストがかかる従来のパネル)に比べ、圧倒的優位を維持するだろう。景気対策法成立により、今年後半(7−9月期)から利益を享受するだろう。また、同業のサンパワーは、好決算を発表しており、今回のファースト・ソラーとは事情が異なる。従って、本日の市場では30ドル台を維持して終わっている。

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フルアー(FLR)決算速報

フルアー(FLR)決算速報

2月25日

森  崇


第4四半期(10‐12月期)実績
○売上高…60億7000万ドル(コンセンサス予想は59億1700万ドル)
○1株当たり利益…1.04ドル(コンセンサス予想は0.91ドル)


2009年度通期予想
○2009年通期1株当り利益…3.90ドル〜4.20ドル(コンセンサス予想3.90ドル)


私見
売上高、EPSとも予想を上回った。2009年通期EPSガイダンスも当初の見通しを据え置いた。この環境下立派である。オバマ政権下で予想される公共投資でメリットを享受できる銘柄の一つであるが、リセッション深刻化懸念からかなり売られていた。本日の引け値(32.95ドル)に対し、引け後のOTC取引では、35ドル台で取引されている(NY時間午後4時55分現在)。

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2009年02月19日

トランス・オーシャン(RIG)決算速報

トランス・オーシャン(RIG)決算速報

2月17日

森  崇


第4四半期(10‐12月期)実績
○売上高…32億7,000万ドル(コンセンサス予想32億9,190万ドル)
○1株当たり利益(一部項目を除く)…3.69ドル(コンセンサス予想3.68ドル)

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私見
一株当たり利益が予想を若干上回った。ただし、売上がやや弱かった。今回決算内容での良かった点は、掘削管理事業部門の特別損失額(価値減損にともなうもの)が3億8500万ドル(1株当り換算で1.19ドル)に止まった点である。アナリストによっては、10億ドル以上の特損を予想していた向きもあった。また、深海掘削リグ・リース契約からの収入にそれ程大きな落ち込みが無かった点である。

原油相場が5年ぶりの安値まで下落したため、エネルギー会社は数十億ドル規模の投資削減に踏み切っているが、リグのリース契約取り消しにはプロジェクトを終了するのと同程度のコストが掛かる可能性があるため、深海探査は継続されているのが実情。石油掘削装置(リグ)のリース契約は原油相場が1バレル当たり140ドル超に高騰する時期に締結されたものも多い。シェブロン、BP等はこの例である。また、エクソン・モービルは、日当65万2000ドルで、すでに5年間のリグ・リース契約を締結している。特に深海掘削リグにこのケースが多いが、浅海用のジャックアップ等への需要は原油価格下落の影響を受け弱くなっている。更に需要が縮小するようだと、ジャックアップのいくつかは閉鎖する計画であると言う。同社は、有利な税制を享受するため、本拠地をジュネーブに移転している。

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ウォルマート・ストアーズ(WMT)決算速報

ウォルマート・ストアーズ(WMT)決算速報

2月17日

森  崇

ウォルマートが、本日寄り前第4四半期の業績を発表した。


第4四半期(11‐1月期)実績
○売上高…1,079億ドル(コンセンサス予想は976億7,037万ドル)
○1株当たり利益(特別項目を除く)…1.03ドル(コンセンサス予想は0.99ドル)

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既存店売上高(ガソリンを除く)
★ウォルマート…2.8%増
★サムズクラブ…2.5%増


第1四半期(2‐4月期)見通し
○1株当たり利益…0.72ドル〜0.77ドル(コンセンサス予想は0.77ドル)


2010年度通期見通し
○1株当たり利益…3.45ドル〜3.60ドル(コンセンサス予想は3.58ドル)


私見
売上高も利益も予想を上回った。食品や医薬品の値引きが奏功した。また、海外売上高は8.4%減少したものの、国内売上高が6%増えたことが増収に寄与した。この環境下健闘が目立つが、株価は52週安値圏であり、かなり悪材料を織り込んでいると言える。引き続き底錬りの動きが予想される。

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2009年02月14日

NYSEユーロネクスト(NYX)決算速報

NYSEユーロネクスト(NYX)決算速報
                                     2月9日
                                     森  崇

第4四半期(10‐12月期)実績
○ネット収入…6億8,300万ドル(コンセンサス予想は11億6,950万ドル)
○1株当たり利益(一部項目を除く)…0.52ドル(コンセンサス予想は0.55ドル)


2008年度通期ベース実績
○7億3800万ドル

(NYSE部門)
○9%増の7億6300万ドル

(会社側コメント)
★今年1月のヨーロッパ現金取引量は前年同月比29.5%減少し、130万取引となった。
★今年1月のヨーロッパデリバティブ取引量は同18.4%減少し、380万取引となった。
★NYSEは、ユーロネクスト買収により2億5000万ドルを超すコスト削減をする計画。
★NYSEは、アメックス買収により1億ドルのコスト削減を実施する計画だが、これまでのところ予定通り進捗している。
★CDSのクリアリングは、NYSEユーロネクストにとって成長分野である。
★3月に汎ヨーロッパ取引市場導入の予定。
★2009年は従業員の給与を凍結する。


私見
2008年10−12月(第4四半期)決算は、純損益が13億4000万ドルの赤字(1株当たり5.06ドルの赤字)となった。NYSEが07年にユーロネクストを買収したのに伴い、評価損15億9000万ドルを計上したのが響いた。ヨーロッパでは市場シェア低下も報じられた。リセッションによる証券取引量減少がもろに響いた。当面20ドルを下値とした底錬りの動きが予想される。

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アプライド・マテリアルズ(AMAT)決算結果

アプライド・マテリアルズ(AMAT)決算結果

2月11日

森  崇

第1四半期(11‐1月期)実績
○売上高…13億3,000万ドル(コンセンサス予想は13億3,025万ドル)
○1株当たり損失…0.10ドル(コンセンサス予想は0.01ドル損失)

(四半期の地域別受注比率は以下の通り)
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第2四半期(2‐4月期)見通し
○売上高…9億3,300万ドル(コンセンサス予想は10億3,973万ドル)


私見
アプライド・マテリアルズが10日発表した2008年11月−09年1月(第1四半期)決算は、純損益が1億3290万ドル(1株当たり10セント)の赤字となり、約5年ぶりに赤字を計上した。スプリンターCEOは顧客が過去最悪の受注減少に見舞われており、設備投資抑制、人員削減を推進するとコメントしている。先に従業員の12%を削減する計画だったが、現在は人員削減数を2000人と、同14%に拡大する見通し。
株価は悪材料をかなり織り込んでおり、しばらく底錬りの動きか。

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エヌビディア(NVDA)決算結果

エヌビディア(NVDA)決算結果

2月11日

森  崇

第4四半期(11‐1月期)実績
○売上高…4億8,114万ドル(コンセンサス予想は4億9,121万ドル)
○1株当たり損失…0.18ドル(コンセンサス予想は0.11ドル損失)

(売上高推移)
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前年同期の黒字から、赤字に転じた。

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私見
コンピューター・グラフィックス(CG)用半導体メーカー世界2位、エヌビディアが10日引け後決算発表。売上高、EPSともに予想を下回った。同社は先月、08年11月−09年1月(第4四半期)の売上高が約50%減少するとの見通しを示していた。特に、半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)などとの競争激化に直面しており、今後も厳しい状況が予想される。

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=以上=

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2009年02月07日

ベリサイン(VRSN)決算速報

ベリサイン(VRSN)決算速報
                                     2月5日
                                     森  崇


第4四半期(10‐12月期)実績
○売上高…2億4700万ドル(コンセンサス予想は2億4420万ドル)
○1株当たり利益(一部項目を除く)…28セント(コンセンサス予想は28セント)


私見
ほぼ予想の範囲内の決算となった。株価は本日場中で70セント上げており、業績期待が先行した形だった。同業チェックポイントが好決算だったこともある。引け後のOTC取引で、同社株は20ドルを若干下回ったレベルで推移している(NY時間午後5時15分現在)。株価チャートは、既にフロアーを形成しており、底固い展開が予想される。やはり企業のIT投資では、セキュリティ部門の優先度の高さが裏付けられたようだ。

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タイム・ワーナー(TWX)決算速報

タイム・ワーナー(TWX)決算速報

2月4日

森  崇

メディア大手のタイムワーナーは4日寄り前決算発表。


第4四半期(10‐12月期)実績
○売上高…123億600万ドル(コンセンサス予想は128億871万ドル)
○1株当たり利益(一部項目を除く)…0.23ドル(コンセンサス予想は0.26ドル)

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私見
160億ドルの損失で、14四半期ぶりの赤字となった。雑誌部門の広告販売の落ち込みに加え、米国のリセッションで消費者がDVDを買い控えたことが響いた。同社は約1500人を削減する計画を打ち出している。映像部門ワーナー・ブラザーズやインターネット部門AOLの人員削減などに絡んだ経費として約2億5000万ドルを計上することから、2009年通期の利益は前年並みにとどまるとの見通しを示した。継続事業ベースの1株当たり調整後利益は08年の66セントとほぼ変わらずの見通し。映像部門ワーナー・ブラザーズの減収の影響が大きかった。ディズニー同様、DVDの売行きが不振。

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=以上=

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ウォルト・ディズニー(DIS)決算速報

ウォルト・ディズニー(DIS)決算速報
                                      2月4日
                                     森  崇

ウォルト・ディズニーが、3日引け後、第1四半期の業績を発表した。


第1四半期(10‐12月期)
○売上高…95億9000万ドル(コンセンサス予想は101億ドル)
○1株当たり利益(一部項目を除く)…45セント(コンセンサス予想は52セント)

   (部門別売上動向)
★テーマパーク&娯楽部門…利益は同24%減の3億8200万ドル。総収入は同3.9%減。米国内のテーマパークの入場者数は5%減少したものの、物販部門の売上高は横ばい。年末商戦がさえない結果に終わり、特に玩具の販売が不振だった。
★放送部門(ABCを含む)…利益は同29%減の6億5500万ドル。総収入は同5%減の39億ドルだった。ABCやESPNなどで広告需要が落ち込んだ。
★映画部門…利益は前年同期比64%減の1億8700万ドル。売上高は同26%減の19億5000万ドル。「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」や「ハイスクール・ミュージカル2」などが好調だった前年同期の反動が出た。

   (会社側コメント)
★1-3月期の米国内テーマパークの入場者数はこれまでのところ前年同期を上回っており、カリフォルニア州アナハイムのディズニーランドでは2けたの伸びとなっている。
★クルーズ事業の燃料費ヘッジのための特別費用を計上。このヘッジは燃料価格が上昇するとの見方から行われたが、実際には燃料価格が下落した。
★テーマパーク部門と物販部門については、業績は悪化したものの、景気回復とともに業績も回復できる状態にある。


私見
映画・娯楽部門の不振が大きかった。消費者が支出を抑制しているため、DVD事業も冴えない。テレビネットワークとDVD事業については、早期の業績回復は期待薄だろう。メディアネットワーク部門は、広告収入が減少した他、番組販売先の1社だったメディア大手トリビューンが12月に経営破たんしたことにかかわる貸倒損失が、減益の要因となった。株価は18ドル台をキープしているものの、
未だ底値模索フェーズか。

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=以上=
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